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ENDO KAYA

マラケシュのアトリエで4歳と7歳の男の子を育てながら物作りの日々です。
モロッコ生活ブログ
アトリエ商品情報ブログ

モロッコ生産者のご紹介


アラベスク模様

遠いアフリカ、モロッコの地で、どんな人達が作っているのか。
職人やアトリエのスタッフ紹介です。

アラベスク模様

 

・アトリエ縫製スタッフ


アトリエフォカリ縫製スタッフ


ブティサンがアトリエで仕事をするようになり、6年経ちました。
彼女は私が青年海外協力隊としてマラケシュの職業訓練校で洋裁を教えていた時の教え子です。
当時は学校に動くミシンが一台しかなく、そのミシンを教師が自分のパジャマや服の縫製に使っているという状態で、
生徒もどんどんやる気がなくなり、洋裁を教える以前に課題が山ほどありました。
たいした技術を身に付けさせてあげることもできませんでしたが、
学校卒業後、ブティサンは縫製工場で働くことができたそうです。
私はマラケシュでアトリエを開きながらも出産したばかりで、
アシスタントの縫製スタッフを探していました。
けれども時間や約束にルーズなモロッコで誰かと一緒に働くのは至難の業。
納期を守りながらきちんときれいに縫製できる女の子はそういません。

 

そんなとき、ふとアトリエ近所のハンマム(公衆浴場)へ行きました。
一年に一回しか行かないようなハンマムで偶然再会したのがブティサンでした。
実はアトリエの近所に住んでいた彼女、現在は仕事していないとのこと。すぐにスカウトしました。
縫製工場で仕事した経験があるので、時間に正確で縫製も上手、フランス語も通じ、
何より元生徒で10年以上の付き合いなので意思の疎通が楽です。

 

息子達もよく懐き、子守りまで任せられる貴重な存在です。
ブティサンの家は父親が病気がちで、彼女が家を支えているため仕事に対して貪欲で、
もっと仕事が欲しいとも言われます。
協力隊のころ、やる気のない教師と生徒に挟まれた私にとってはうれしい言葉です。
これからも一緒に物作りを続けられるようにと願っています。

 

・刺繍おじさん


バッグの刺繍を刺すおじさん
 

髭もじゃの刺繍を施す職人さん。
民族衣装を着て長い髭を蓄え一日5回モスクでお祈りする、信仰深い「スンニ」と呼ばれる人々。
特に女性と握手で挨拶したり、親しく会話したりはせず、
観光地で陽気に愛想を振りまく人懐っこいモロッコ人とは違います。
だからと言って仕事しづらいかと言えば、それは逆です。
さっぱりと仕事の話だけして、約束の日にはしっかり出来上がっている。
ものすごくあたりまえのことのように聞こえますが、
このあたりまえなことができないのがモロッコのあたりまえ。

メディナの店で気軽にオーダーメイド品を頼んだりすると、
3日後にできると言われたその日に行けば「明日できる」と言われ、
そのまた翌日には「明日にはできる」と言われ、、それを数回繰り返すはめになります。
最初に頼んでいた別の刺繍職人はこのタイプで、何度も何度も足を運び、
ようやく出来たかと思えば注文と違う図や色で刺繍していて、
やり直しにも同じように時間がかかり、仕事は進まず苦労しました。

現在の「髭おじさん」のおかげで、ようやく刺繍バッグを商品として
軌道に乗せることができるようになりました。

 

刺繍職人アトリエ

 

おじさんの工房は静かな住宅街の奥にあります。
看板もなく扉も閉まっていて、知っている人しか訪れませんが行けばいつもたくさんの仕事を抱えています。
良い腕と真面目さ、どこでも商売繁盛の秘訣はこれですね。。。

 

この職人さんが刺した刺繍バッグ商品一覧へ

 
 

・メディナの職人たち


小さな工房の集まる場所

小さな工房で単純な道具で作業している職人たち。
職人は子供のころから技術を学ぶことが多いようで、工房の作業場で小さな子供が作業している姿
もよく見かけます。モロッコでは技術は学校で習うものでなく、親や兄弟から実践で教えられるもの。


ジュエリー工房の職人

いきなり工房を訪ねてこれやってもらえませんか?と言ってすぐに受けてもらえる
モロッコの職人たち、考えてみればこんなことは日本ではできないし、
そういう意味ではモロッコは私にとって物作りのし易い場所です。
あちこちに色んな職人がいて、好きなようにものを作ってもらえる。
言葉や納期や出来上がりには苦労するけど、
その大変さがあるからできた物への愛着も大きくなります。


工房と職人
 

・香水瓶の職人


香水瓶の職人と作業場

ロバやラクダで遠方から物を運んでいた時代の隊商宿が現在ではモロッコ手工芸の職人工房になっています。
朽ちかけた古い隊商宿の一角、小さな部屋で黙々と作業する瓶の装飾職人さんです。
作業場にはたくさんのガラス瓶と、真中が凹んだ作業机、斜めの床、小さなブタンガスがある程度。
リサイクルボトルを使ってこんなに単純な道具と歪んだ作業場から、
とてもモダンで繊細なアラビアンナイトの世界そのものの香水瓶が出てきたときには
そのギャップに感激しました。兄弟2人でやっている小さな小さな工房、、。
これからも大切に扱っていきたい商品です。

 

この職人さんのアラビアンナイトの香水瓶一覧はこちら

 

・おまけ


生産者・おまけ
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